繁栄を極めた依田家の主が、主屋 が手狭になったので、文化、文政期 に増築。巡視の幕府代官などを泊めた 「離れ」を改装しましたお部屋です。 総檜造りの内風呂があり、専用の 坪庭を備えておりますので、ゆっ たりとした、静寂のひと時を、過ご すことができます。
嘗ては、依田家の大切なお客様をも てなした座敷部屋 であり、映画やド ラマの重要な舞台にもなりました。 各部屋は、黒漆と赤漆に塗り分けら れており、特に 赤漆で塗られた窓辺 の一室は、夕刻になると太陽の光を 反射して、燃え上がるような美しい 赤色に、部屋全体が染まります。
なまこ壁の蔵を改装した「離れ」の 一室です。二階に宿泊していただ けます。庄屋時代に依田家の主が、 招いた賓客や、文人墨客の滞在の ために使っていました。その後、多 数の文豪たちが好んで宿泊し、作 品の構想、執筆をした部屋でもあり ます。
お部屋の中心には、和風モダンな囲 炉裏。奥には畳を敷いた、床の間が あり、足を伸ばして、ゆっくりとくつろい でいただけ ます。窓からは、春は桜並 木、 夏には、ほたるが飛び交う庭園を 一望する事が出来できるという、素晴 らしい眺めが、魅力的です。
各部屋とも八畳の広い和室になって おります。お気軽に、くつろいで頂け ますよう、ゆったりとした広縁には、 座り心地のやさしい籐椅子を、配しま した。和の風情が醸し出す、どこか懐 かしい安らぎと、心落ち着く静寂を味 わっていただけるお部屋です。
窓辺に囲炉裏、部屋の半分が、畳 を敷いた床の間になっています。 特に、窓から見える中庭の、夏蜜柑 の木々が印象的です。黄色く、大き な実がなる季節は、木々の緑とのコ ントラストが、よりいっそう鮮やかで、 心に残ります。